2018年02月18日

ボルネオ島のオランウータン、16年間で半数以下に!


https://www.cnn.co.jp/storage/2018/02/17/a68da304c78f90fbc82c0ba27a1c3f5d/file-borneo-orangutan-exlarge-169.jpg


(CNN) 東南アジアのボルネオ島に生息する

オランウータンの数が1999~2015年の16年間で

半分以下に減少したことがわかった。国際研究チームがこのほど、

科学誌「カレント・バイオロジー」で発表した。


これによれば、ボルネオ島におけるオランウータンの生息数は、

同期間に14万8000頭以上減少し、

残っているのは推定7~10万頭だという。

状況に何の変化もなかった場合、森林伐採の影響だけで

2050年までにさらに4万5000頭が減少すると予想している。


オランウータンが生息しているのは

インドネシア・スマトラ島とボルネオ島のみ。

ボルネオ島はインドネシアとマレーシア、ブルネイの

3カ国が領土を分け合っている。


インドネシアとマレーシアは過去数十年にわたり、

森林伐採や違法な林業の取り締まりに苦心してきた。

ただ今回の研究では、生息数が最も急激に減少している場所は

開墾地ではなく、人の手の入っていない森林や、

一部しか伐採が行われていない森林であることが判明している。


研究チームの一員である英リバプール・ジョン・ムーアズ大の

セルジ・ウィッチ氏は、生息数減少の約70%が

原生林などで起きている状況について、

説明として唯一考えられるのは人間による狩猟だと指摘。

ブタなどの動物を探して森に入ったハンターが、

オランウータンに遭遇した場合に殺害している可能性もあると述べた。


また、オランウータンは森林地帯の間を移動する際に

農園を通過することが多く、そこで頻繁に人間に殺されている。

一部の農家はオランウータンを農作物を脅かす害獣だとみているほか、

恐怖から発砲する例もある。


国際自然保護連合(IUCN)は、ボルネオ島のオランウータンを

絶滅危惧種に指定し、1950年から2010年にかけて

生息数が60%以上減少したと発表。

1950年から2025年の期間では

82%の減少になると予想している。

















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2018年02月11日

「沈みゆく島国」ツバル、実は国土が拡大していた!研究


https://www.jiji.com/news/handmade/topic/d4_news/glo005-05747439.jpg


気候変動に伴う海面上昇によって消滅すると考えられてきた

太平洋の島しょ国ツバルは、実は国土面積が拡大していたとする

研究論文が9日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ

(Nature Communications)に発表された。


ニュージーランドのオークランド大学

(University of Auckland)の研究チームは

航空写真や衛星写真を使用し、ツバルの9つの環礁と

101の岩礁について1971年から2014年までの地形の変化を分析した。


その結果、ツバルでは世界平均の2倍のペースで

海面上昇が進んでいるにもかかわらず8つの環礁と、

約4分の3の岩礁で面積が広くなっており、

同国の総面積は2.9%拡大していたことが判明した。


論文の共著者の一人ポール・ケンチ(Paul Kench)氏によると

この研究は低海抜の島しょ国が海面上昇によって

水没するという仮説に一石を投じるものだという。


波のパターンや嵐で打ち上げられた堆積物などの

要因によって、海面上昇による浸食が相殺された

可能性があるという。


オークランド大学の研究チームは、気候変動が依然として

低海抜の島国にとって大きな脅威であることに

変わりはないと指摘する一方、こうした問題への

対処の仕方については再考すべきだと論じている。


同チームは、島しょ国は自国の地形の変化を考慮に入れた

クリエーティブな解決策を模索して気候変動に

適応していかなければならないと指摘し、

海面が上昇しても安定していることが分かっており、

これからも面積が増えていくとみられる

比較的大きな島や環礁への移住などを提唱している。


AFP=時事 2/10(土) 。

















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2018年01月30日

世界「最高」の大型望遠鏡完成!チリで観測へ―東大


https://images.keizai.biz/img/gp/m0026051864.jpg


宇宙に最も近い天文台から、銀河や惑星の起源に迫る―。

南米チリ北部のチャナントール山(5640メートル)の山頂にある

標高世界一の天文台での観測に向け、

光赤外線望遠鏡「TAO望遠鏡」が完成した。

東京大天文学教育研究センターが28日、

仮組みをした兵庫県播磨町で報道陣に公開した。


同山頂は晴天率が高く、宇宙からの赤外線を吸収する水蒸気が

ほとんどない。酸素ボンベが常時必要だが、

天体が出す赤外線の観測には絶好の条件という。


同センターは2009年、同山頂で口径1メートルの望遠鏡による

観測を開始。銀河系中心部を調べ、ブラックホールの発達

などの解明に挑んだ。


完成したTAO望遠鏡は口径6.5メートル、高さ15メートルで

重さ約200トン。赤外線の観察性能は世界最高水準という。

広い範囲で、銀河が誕生する際に放たれる光を観測。

惑星が誕生する際に中心部付近から出る赤外線も

高解像度で見られるようになり、

惑星誕生の様子も観察できるという。


建設費は約70億円で、来年の観測開始を目指す。

同センターの宮田隆志教授は

「他にない高い解像度で新しい宇宙の姿を見られることを

楽しみにしている」と語った。

















posted by よろずけんこう at 08:24| Comment(0) | サイエンス・ニュース | 更新情報をチェックする